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宮迫千鶴さんの死を悼む 新聞を開いてびっくりしたのは私だけではなかったようです。その日乗り合わせて出かける車の中で、開口一番の話題になりました。伊豆高原で「宮迫さん」と言えば、知らない人はいないでしょう。アートフェスティバルでお目にかかり、自然の中での暮らしについてのたくさんのエッセイがありました。 私自身には「憧れの人」でもありました。 定年後の二人の生活の場を、都会から離れた所にさがしていた時に、海、山、温泉・・・といった条件を満たしながら、私の気持ちの中には、いつか読んだ「宮迫さん」の本の世界がありました。こちらに移ってくる前には銀座で個展も拝見していました。明るい色調の、元気の出る絵が好きでした。林の中を散歩して、小鳥やリスに出会う毎日が想像できました。 ここに暮らし始めて知った「アートフェスティバル」は、毎回伊豆高原に住むしあわせを感じます。毎年お友だちにチラシを送り、「いらっしゃぁい」と呼びかけ、私のおすすめの会場にご案内します。一年に一度の楽しいお祭りです。出品者の方たちとお話をする中で、すてきな出会いをたくさんいただきました。宮迫さんのところでも、新しく出た「官能論」についての話がはずみました。今年は、初めてアートフェスティバルに参加した「沙羅の樹文庫」をお手伝いしたのですが、チラシを取りに行って、このフェスティバルを立ち上げた谷川さんや、たくさんのボランティアの方々がお手伝いしているのも身近に感じました。そして、宮迫さんが体調をくずして、「南庭工房」はお休みらしいとお聞きしたのは、フェスティバルが始まってすぐでした。東京のお友だちからも「残念ね」とメールが来ました。 宮迫さんのご本には、「美しい庭のように老いるーわたしの憧れの老女たちー」という、オキーフやターシャを書いた作品もありますが、亡くなったという記事のおとなりが、「ターシャ・チューダー」だったのも、何かの縁だったでしょうか。あまりにも若すぎる死ですが、ご冥福をお祈りするだけです。 |
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「孤独であるためのレッスン」諸富祥彦 NHKブックス(Rev.1.00)
この6月にお亡くなりになった宮迫千鶴さんが著作の中で 諸富祥彦さんについて触れられていたので購入した本。 宮迫千鶴さんは日本の臨床心理学の草分け的存在の加藤清さんと の対談集「円環する男と女―両性具有の時代へ 」で衝撃を受け てから全著作読破を決めていたのですが、その作業が終わる前に 逝ってしまわれた。 宮迫さんに傾倒し始めて間もない頃、偶然お酒の席でお会いしました。 傾倒っぷりを前面に出してもご迷惑なので、聞き手に回っていると 同年輩の女性の方と「女は60からよ」と楽しげに意気投合されてい... ...続きを見る |
あしおと 2008/08/24 07:30 |
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